i-gal ← トップへ
BEAUTY / GUIDE

夏のスキンケア、一度だけ見直すなら

日焼け止めのよれ、皮脂崩れ、冷房の乾燥。悩みが重なる7月こそ、全部を入れ替える前に、肌タイプ別にまずどこから確認するかを整理しておくと迷いが減ります。

2026-07-05 ・ BEAUTY / スキンケア

本ページには広告(PR)リンクを含みます。

7月に入ると、いつものスキンケアが急に自分の肌に合っていない気がしてくることがあります。朝ぬった日焼け止めがお昼にはよれている、Tゾーンだけテカるのに頬はつっぱる、冷房の効いた電車を降りたら肌がこわばっている。ひとつずつは小さな違和感でも、重なると「全部変えたほうがいいのかな」と思えてきます。そんなときほど、つい手当たり次第に買い替えたくなるのですが、まずは一度落ち着いて、どこから見ていくかを一緒に整理してみましょう。

先日、夏は日焼け止めだけあれば保湿はいらないのでは、という話題を美容メディアで見かけました(Vogue Japan のウェブ記事で、保湿を省く前に知っておきたいこと、という切り口でした)。気持ちはわかります。暑いと何枚も重ねるのがおっくうになる。ただ、私がいつもお伝えしているのは、夏だからといって一気に全部を入れ替える前に、まず一か所だけ見直してみませんか、ということです。

並んだ日焼け止めや乳液のボトルと水滴

7月の肌トラブル、まず原因を切り分ける

夏の肌の不調は、原因がひとつではないことが多いです。全部まとめて悩んでいるときほど答えが遠く感じられるものですが、まずは、いま自分が気になっているのがどれに近いかを切り分けるところからはじめると、対策が絞りやすくなります。

夏に増える悩みは、大きく三つの方向に分かれます。ひとつは紫外線と日焼け止めのこと。塗り直しのタイミングや、そもそも今の一本が自分の生活に合っているか。ふたつめは皮脂と汗によるメイク崩れ。昼過ぎに崩れる、毛穴が目立つ気がする、という悩みです。三つめは、意外に見落としやすい冷房による乾燥。屋外は湿気があるのに、室内では肌の水分が奪われやすくなります。

この三つは、対処の入り口がそれぞれ違います。崩れが気になる人が保湿だけを足しても手応えが薄いことがあるし、乾燥でこわばっている人が皮脂対策のアイテムを重ねると、かえって突っぱることもあります。だからこそ、まず自分の不調がどの方向かを決めておくと、次の一手を選びやすくなります。

肌タイプ別、夏にまず確認したい一つ

同じ夏の悩みでも、肌タイプによって最初に見る場所が変わります。ここでは、たとえばこういう肌の方の場合、という形で整理します。実際の肌質は季節や体調でも動くので、あくまで出発点として読んでください。

乾燥しやすい肌

まず日焼け止めと下地の使い心地から見直します。夏用にとさらっとしたタイプへ替えたら、逆に肌がつっぱって感じることがあります。うるおいを守れる使用感かどうかを先に確認して、そのあとで崩れにくさを見る順番が合いやすいです。

脂性・混合肌

まず皮脂と崩れのほうから。ただ、テカるからと洗浄力の強いものへ一気に振ると、肌が足りない水分を補おうとしてかえって皮脂が出る、いわゆるインナードライ(表面はテカるのに内側は乾いている状態の呼び方)に傾くことがあります。崩れ対策と保湿は、どちらかではなく両方の量の調整で考えます。

敏感肌・ゆらぎやすい肌

まず刺激になりにくいかどうか。汗や日焼け止めで肌がヒリつきやすい時期なので、新しいものを足すより、いま使って問題ないものを軸に残すほうが安全です。成分表示やノンコメドジェニック(毛穴をつまらせにくいかを調べるテスト)済みの表記を先に確認してから、質感を見ます。

日焼け止めを選び直すとき、表示のどこを見るか

日焼け止めは、色や香りより先に、パッケージの表示から見ると選びやすいです。よく並んでいる SPF と PA は、それぞれ守る紫外線の種類が違います。SPF は主に肌が赤くなるタイプの紫外線(UVB)に対する目安の数値、PA は肌の奥に届くタイプ(UVA)に対する目安で、プラスの数で示されます。

数字が大きいほどよい、というわけでもありません。数値が高いものは使用感が重く感じられることもあるので、通学や近所の買い物なら控えめ、屋外のレジャーや長時間の外出なら高め、というように場面で選び分けると、無理なく続けやすくなります。塗り直しができるかどうかも、続けやすさに関わります。

ニキビができやすい方は、ここでもノンコメドジェニックテスト済みの表記を先に確認しておくと、候補を絞りやすくなります。テスト済みという表記は「誰にでも絶対にできない」という意味ではなく、つまりにくさを調べる試験を行った、という表示です。

皮脂と汗でメイクが崩れる、そのとき洗いすぎていないか

崩れが気になると、洗顔やクレンジングの回数を増やしたくなります。ただ、皮脂を落としきろうとしすぎると、肌が乾きを感じて、それを補おうとしてまた皮脂が出る、という行き来が起きることがあります。まずは、朝の洗顔をぬるま湯だけにしてみる、拭き取りを一回減らしてみる、といった引き算から試すほうが、肌の様子を見やすいです。

日中の崩れは、あぶらとり紙でこすり取るより、押さえるように皮脂だけをオフして、上から軽く整えるほうが、乾燥を招きにくい印象があります。たとえば、昼過ぎに T ゾーンだけ崩れる方の場合、朝のスキンケアで保湿の量が足りていないことも一因になっていることがあります。崩れは皮脂が多いから、と決めつけず、水分と皮脂のバランスで考えてみてください。

肌に赤み・かゆみ・ヒリつきが続くときは、自己判断でアイテムを重ねず、使用を控えて皮膚科に相談してください。

冷房の乾燥。夏でも保湿をやめる前に

冒頭の「日焼け止めだけでいいのでは」という問いに戻ります。屋外の湿気だけを思い浮かべると保湿は不要に思えますが、実際に肌が長くいるのは冷房の効いた室内です。エアコンの風は空気の水分を奪うので、夏でも肌はうるおいを失いやすい環境に置かれています。

だから、夏に保湿を丸ごとやめるより、重さを軽くする方向で調整するほうが合いやすいです。とろみのあるクリームが重ければ、みずみずしいジェルやローションへ替える。量を少し減らす。そうやって「省く」のではなく「軽くする」と考えると、うるおった印象を保ちながら、夏のべたつきも避けやすくなります。肌のうるおいを守る力(バリア機能と呼ばれます)は、乾いた状態が続くとゆらぎやすくなるといわれています。

新しいものは、小さく試してから

ここまで読んで、何か一つ替えてみようかなと思ったら、いきなり現品を買いそろえるより、小さく試すのがおすすめです。肌に合うかどうかは、成分表を眺めるだけではわからないことが多いからです。トライアルサイズやミニサイズがあるものなら、数日使って、赤みやかゆみが出ないか、朝までうるおった感じが続くかを自分の肌で確かめられます。

腕の内側など目立たないところで先に試す、いわゆるパッチテストをしておくと、顔で急に合わなかったときの負担を減らせます。たとえば、敏感肌でオーガニック系のスキンケアが気になっている方の場合、まずトライアルセットから入ると、続けられそうかを判断しやすいです。

価格や取り扱いは時期によって変わります。気になったものは、購入前に必ず各ブランドの公式サイトや販売ページで最新の情報を確認してください。

この夏は、一度に一か所だけ

夏のスキンケアは、暑さで気持ちがせいて、つい全部を入れ替えたくなります。私も、そうやって一気に買い替えて、結局どれが合っていたのか分からなくなることがあります。でも、変えるのは一度に一か所でいいと私は思っています。日焼け止めを見直したのか、保湿を軽くしたのか、洗い方を引き算したのか。一つずつなら、合わなかったときにどれが原因かもわかります。

どのアイテムを選ぶかの前に、自分は何を優先したいかを決めておくと、迷いが減ります。その考え方はプチプラコスメを選ぶ前にでも整理しているので、あわせて読んでみてください。この夏の肌と、少し楽に付き合えますように。

← i-gal トップへ戻る
ZUBARY
1画面で、ズバリ。
検索・AI・買い物を、意図で最短ルーティング。
ZUBARY を開く →
zubary.com
unanai.com占い 10i.jpランキング